好き放題
書き放題
とにかく喋ります
いつ消えるかもわからないブログ
もういいかい、かくれんぼ
彼女と私でかくれんぼ
きっとこれはかくれんぼ
探しているけど見付からない
彼女の姿見付からない
もういいかい、
もういいよ、
もう、いいよ、
その言葉を待っているのに聞こえてこない
彼女は、もういいよすら言ってくれない
かくれんぼ、かくれんぼ
きっとこれはかくれんぼ
いつまでたっても終わらない
もういいかい、
まあだだよ、
もういいかい、
もう6年も経っているのに
もういいかい、
もういいかい、
返事がない見付からない
もういいかい、かくれんぼ
終わりにしないかかくれんぼ
きっと彼女を隠したのは私なのに
もういいかい、
まあだだよ、
もういいかい、
いつまで探せばいいんだろう
いつまで待てばいいんだろう
頑張ってねと笑った彼女のあの顔が、最後に見た顔だっただろうか。
もういいかい、かくれんぼ
許してくれないかかくれんぼ。
先輩、先輩
私を愛して
私を愛して
愛して愛して
溶けるまで、骨まで髪まで爪まで溶けるまで
一度も染めたことのない重い黒髪を撫でながら、女の子らしくない変な形の爪さえ好きと言って、こんなぼろぼろだけど一度も誰にも渡したことのない体を抱き寄せて、黒く汚れてしまっていてもこの心が欲しいと囁いて節のある指にキスをして
私を溶かして。
私が溶けたら全部、全部なめて。
あなたに融けこみたい。